敬老の日にプレゼントを贈るとき、カードや手紙に添えるメッセージに悩んだことはありませんか。「いつもありがとう」だけでは物足りないけれど、改まった文章を書くのも照れくさい、という方は多いはずです。
この記事では、そのまま使える敬老の日のメッセージ例文を、贈る相手別・シーン別にたっぷり紹介します。孫から祖父母へ、子どもから親へ、施設のスタッフから利用者へなど、さまざまなパターンを用意しました。書き方のポイントやNGワードも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

敬老の日メッセージを書くときの3つのポイント
1. 感謝の気持ちをストレートに伝える
敬老の日のメッセージで一番大切なのは「ありがとう」の気持ちです。難しい言い回しは必要ありません。「いつもありがとう」「大好きだよ」というシンプルな言葉こそ、心に響きます。
2. 具体的なエピソードを添える
「いつも美味しいごはんを作ってくれてありがとう」「一緒に散歩したのが楽しかった」など、具体的なエピソードを入れると、オリジナリティが出て特別感が増します。日常の何気ない思い出でも十分です。
3. 健康を願う言葉で締める
「いつまでも元気でいてね」「体に気をつけてね」など、相手の健康を気遣う言葉で締めくくると、温かみのあるメッセージに仕上がります。
メッセージは長さよりも気持ちが大事です。短くても手書きで書くと、印刷されたカードよりも温もりが伝わります。字がうまくなくても、丁寧に書けば問題ありません。
【孫から祖父母へ】敬老の日メッセージ例文
小さなお子さん向け(幼児〜小学校低学年)
小さなお子さんからのメッセージは、難しい言葉よりも素直な気持ちがうれしいものです。
- 「おじいちゃん、おばあちゃん、いつもあそんでくれてありがとう。だいすきだよ!」
- 「おばあちゃんのつくるカレーがだいすき!いつまでもげんきでいてね。」
- 「おじいちゃん、いっしょにこうえんにいこうね。またおかしかってね!」
小学校高学年〜中学生向け
少し大人びた表現ができるようになる年齢。感謝の気持ちに加えて、自分の近況を伝えるのもおすすめです。
- 「おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとう。最近サッカーの試合で点を取れたよ。今度見に来てね!体に気をつけてね。」
- 「おばあちゃん、この前教えてもらった料理、お母さんにもほめられたよ。また一緒に作ろうね。ずっと元気でいてください。」
- 「おじいちゃん、釣りに連れて行ってくれてありがとう。来年も一緒に行きたいです。いつまでも元気でいてね。」
大人の孫から祖父母へ
社会人になると、なかなか祖父母に会う機会が減ってしまうことも。だからこそ、敬老の日にメッセージを贈ると、その気持ちが一層伝わります。
- 「おじいちゃん、おばあちゃん、お元気ですか。なかなか会えていなくてごめんなさい。おじいちゃんたちのおかげで今の自分があります。感謝の気持ちでいっぱいです。体に気をつけて、いつまでも仲良くいてね。」
- 「おばあちゃん、いつも温かく見守ってくれてありがとう。おばあちゃんの笑顔を見ると元気が出ます。次に帰省したときはゆっくりお話ししようね。」

【子どもから親へ】敬老の日メッセージ例文
自分の親が70代・80代になると、敬老の日に感謝を伝えたくなる方も増えてきます。ただし、「敬老の日」を前面に出すと「まだそんな年じゃない」と感じる方もいるので、表現には少し配慮が必要です。
お父さんへ
- 「お父さん、いつも家族を支えてくれてありがとう。お父さんの背中を見て育ったから、今の自分があります。これからも体を大事にしてね。」
- 「お父さんへ。いつまでも元気で趣味を楽しんでいる姿が、私たち家族の励みです。また一緒にゴルフに行こうね。」
お母さんへ
- 「お母さん、いつもありがとう。お母さんの料理が食べたくなったときが、一番実家が恋しくなるときです。体に気をつけて、いつまでも元気でいてね。」
- 「お母さんへ。子育てが大変なときにいつも助けてくれて感謝しています。私もお母さんのようなあたたかい母親になりたいです。」
【施設スタッフから利用者へ】敬老の日メッセージ例文
介護施設や老人ホームで働くスタッフの方が、利用者さんに向けてメッセージを書く機会もあります。丁寧で温かみのある言葉を心がけましょう。
- 「〇〇さん、いつもにこやかに過ごされている姿に、スタッフ一同元気をもらっています。これからも一緒に楽しい毎日を過ごしましょうね。敬老の日おめでとうございます。」
- 「〇〇さん、毎日のお散歩や体操を一生懸命取り組まれている姿、いつも尊敬しています。どうぞこれからもお体を大切にされてくださいね。」
- 「いつも素敵な笑顔で話しかけてくださる〇〇さんに、心から感謝しています。これからもお元気で、たくさんお話しさせてくださいね。」

敬老の日メッセージで避けたほうが良いNGワード
お祝いのメッセージなのに、不快な思いをさせてしまっては元も子もありません。以下の表現には気をつけましょう。
- 「老」を強調する表現:「お年寄り」「ご老人」「老いる」などは、年齢を意識させてしまうため避けましょう。
- 「衰え」に関する言葉:「弱っている」「心配している」など、相手を弱い存在として扱う言葉はNGです。
- 忌み言葉:「死」「苦」「終わる」「散る」「枯れる」「倒れる」などの言葉は、お祝いの場にはふさわしくありません。
- 上から目線の表現:「まだまだ頑張ってね」「もっと運動してね」など、指示や命令のように聞こえる表現は控えましょう。
「敬老の日おめでとう」という表現自体を嫌がる方もいます。「感謝の気持ちを込めて」「日頃のお礼を込めて」と言い換えると、角が立ちにくくなります。
メッセージカードの選び方と書き方のコツ
カードの種類
敬老の日のメッセージカードは、落ち着いたデザインのものが好まれます。和柄や花柄のカードが定番ですが、孫からのメッセージなら手作りのカードでも喜ばれます。
読みやすい文字で書く
80代の方は視力が衰えている方も多いため、大きめの文字で丁寧に書くことを心がけましょう。黒のボールペンや万年筆で書くと読みやすくなります。薄い色のペンや細すぎるペンは避けたほうが無難です。
写真やイラストを添える
家族写真やお孫さんの写真をカードに貼ると、より特別感が増します。小さなお子さんなら、おじいちゃん・おばあちゃんの似顔絵を描いて添えると、世界に一つだけのカードになります。
敬老の日メッセージに関するよくある質問
Q. 敬老の日のメッセージはいつ届けるのがいいですか?
A. 敬老の日当日(9月の第3月曜日)に届くのがベストです。郵送の場合は余裕をもって3〜5日前に投函しましょう。手渡しの場合は当日か、前日の夕食時などがおすすめです。
Q. メッセージカードの代わりにLINEやメールでもいいですか?
A. もちろん大丈夫です。ただし、手書きのメッセージのほうがより気持ちが伝わりやすいので、可能であればカードや手紙がおすすめです。LINEの場合はスタンプだけでなく、一言でもテキストメッセージを添えると良いですね。
Q. 義理の祖父母にもメッセージを贈るべきですか?
A. お付き合いの深さによりますが、一言でもメッセージを贈ると好印象です。「いつもお気遣いいただきありがとうございます。どうぞお体を大切になさってください」くらいの丁寧な表現がおすすめです。
Q. プレゼントなしでメッセージだけでも失礼にあたりませんか?
A. 失礼にはあたりません。むしろ、おじいちゃん・おばあちゃんにとっては、メッセージをもらえること自体が嬉しいものです。手書きの手紙一通でも、十分に感謝の気持ちは伝わります。

英語で贈る敬老の日メッセージ
海外にルーツのある祖父母や、英語が好きな祖父母には、英語のメッセージを添えるのも粋です。簡単なフレーズをいくつか紹介します。
- 「Happy Grandparents Day! I love you so much.」(敬老の日おめでとう!大好きだよ。)
- 「Thank you for always being there for me.」(いつもそばにいてくれてありがとう。)
- 「You are the best grandma/grandpa in the world!」(世界一のおばあちゃん/おじいちゃんだよ!)
- 「Wishing you good health and happiness.」(健康と幸せを願っています。)
日本語のメッセージに一言英語を添えるだけでも、カードがおしゃれな印象になります。
手紙・カードの書き方テンプレート
メッセージの構成に迷ったときは、以下のテンプレートを参考にしてください。
①書き出し:「おじいちゃん(おばあちゃん)へ」「お父さん(お母さん)へ」
②感謝の言葉:「いつもありがとう」「感謝しています」
③具体的なエピソード:「一緒に○○したのが楽しかったです」「○○を教えてくれて嬉しかったです」
④自分の近況:「最近○○を頑張っています」「○○ができるようになりました」
⑤健康を願う言葉:「いつまでも元気でいてね」「体に気をつけてね」
⑥締めの言葉:「また会いに行くね」「大好きだよ」
すべての要素を入れる必要はありませんが、②感謝+③エピソード+⑤健康の3つは押さえておくと、心に残るメッセージに仕上がります。

まとめ
敬老の日のメッセージは、感謝の気持ち+具体的なエピソード+健康を願う言葉の3つを盛り込むと、心に響く内容に仕上がります。
大切なのは、上手な文章を書くことではなく、相手のことを思いながら書くことです。短い一言でも、手書きの温もりがある手紙や、お孫さんのかわいい似顔絵が添えられたカードは、何年経っても大切にしてもらえます。
ぜひこの記事の例文を参考に、今年の敬老の日にはプレゼントと一緒にメッセージを添えてみてください。きっと喜んでもらえるはずです。
参考:イイハナ・ドットコム 敬老の日メッセージ文例集 / ギフトモール メッセージ文例 / AND PLANTS メッセージの書き方

