結婚式の引き出物としてすっかり定番となったカタログギフト。ゲスト一人ひとりが好きなものを選べるため、「趣味に合わないものをもらった」という失敗がないのが最大の魅力です。
しかし、カタログギフトにもさまざまなブランドや種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。この記事では、結婚式の引き出物にふさわしいカタログギフトをブランド別に比較し、選び方のポイントを詳しく解説します。

結婚式でカタログギフトが選ばれる理由
結婚式の引き出物としてカタログギフトが広く選ばれるようになったのには、明確な理由があります。
- ゲストが自分の好きなものを選べる
- 年齢・性別を問わず喜ばれる
- 持ち帰りの荷物が軽い(カタログ1冊のみ)
- 価格帯のバリエーションが豊富
- 遠方から来るゲストにも負担が少ない
- 贈り分けがしやすい(コース別に価格調整可能)
特に近年は、結婚式の引き出物の約7割がカタログギフトを含む組み合わせという調査結果もあり、もはやスタンダードな選択肢となっています。
主要カタログギフトブランドの比較
リンベル
カタログギフト業界のトップブランドとして知られるリンベルは、品質と品揃えの豊富さで高い評価を得ています。「プレゼンテージ」シリーズは結婚式の引き出物として特に人気が高く、グルメからインテリア、ファッションまで幅広いジャンルの商品が掲載されています。
リンベルの最大の特徴は、同じ価格帯でも掲載商品のクオリティが高いことです。ブランド牛や高級スイーツ、有名メーカーの食器など、「カタログギフトとは思えない」と言われるほどの充実したラインナップが揃っています。
価格帯:3,000円〜50,000円以上
ハーモニック
ハーモニックは、温かみのあるカタログデザインと豊富なコース設定が特徴のブランドです。「ラ・マリエ」シリーズは結婚式専用のカタログギフトで、ウェディングにふさわしい華やかな表紙デザインが好評です。
掲載商品はグルメ、リビング雑貨、ファッション、体験ギフトなど多岐にわたり、幅広い年代のゲストに対応できます。カタログのページ数も多く、選ぶ楽しさがあると口コミでも評判です。
価格帯:2,800円〜50,000円以上
シャディ
全国に店舗ネットワークを持つシャディは、対面での相談ができるのが強みです。「アズユーライク」シリーズは、結婚式はもちろん、さまざまなシーンで利用できる汎用性の高いカタログギフトです。
シャディの「瑠璃の風」シリーズは和テイストのカタログで、和婚や和装のウェディングに特にマッチします。日本の伝統工芸品や和食器など、他のカタログには少ない和のアイテムが充実しています。
価格帯:2,800円〜50,000円以上
高島屋
百貨店ならではの信頼感と高品質な商品ラインナップが魅力の高島屋カタログギフト。「ローズセレクション」は結婚式の引き出物として長年愛されているシリーズで、百貨店品質の安心感があります。
掲載商品は高島屋が厳選したものばかりで、品質に関する信頼性は業界トップクラスです。目上のゲストやフォーマルな結婚式にふさわしい格式があります。
価格帯:3,300円〜55,000円
DEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)
おしゃれなカタログギフトとして近年人気急上昇中なのが、DEAN & DELUCAのカタログギフトです。食のセレクトショップならではの洗練されたラインナップが特徴で、グルメ好きのゲストに特に喜ばれます。
チャコール、ホワイト、プラチナの3つのコースがあり、カタログ自体のデザインも非常にスタイリッシュです。カジュアルなウェディングや、若いゲストが多い結婚式に特におすすめです。
価格帯:4,400円〜12,100円

カタログギフトの選び方
ゲストの年齢層に合わせる
若いゲストが多い場合は、トレンド感のあるDEAN & DELUCAやおしゃれな雑貨が充実したカタログが喜ばれます。一方、年配のゲストが多い場合は、リンベルや高島屋など、品格のあるブランドを選ぶと安心です。
贈り分けを活用する
最近の結婚式では、ゲストとの関係性に応じてカタログギフトの価格帯を変える「贈り分け」が一般的になっています。
- 上司・恩師:8,000円〜10,000円コース
- 同僚・友人:5,000円〜6,000円コース
- 親族:10,000円〜15,000円コース(ご祝儀額が高いため)
同じブランドの異なる価格帯のコースを選べば、外見では区別がつかないため、贈り分けがスマートにできます。
掲載商品の中身をチェックする
カタログギフトを選ぶ際は、必ず掲載商品の中身を確認しましょう。同じ価格帯でもブランドによって掲載商品は大きく異なります。以下のポイントをチェックすることをおすすめします。
- グルメ商品の充実度(ブランド牛、スイーツ、海鮮など)
- 日用品・雑貨のブランド力
- 体験ギフト(エステ、食事券など)の有無
- 掲載商品の総数と多様性
- 交換期限の長さ(6か月〜1年が一般的)

カタログギフトの予算設定
引き出物全体の予算から考える
結婚式の引き出物は、一般的にご祝儀の10%程度が目安とされています。ご祝儀が30,000円の場合は3,000円程度が引き出物の予算目安です。
ただし、引き出物はカタログギフト単体ではなく、「カタログギフト+引き菓子+縁起物」の3点セットで構成するのが一般的です。
- カタログギフト:3,000円〜8,000円(メイン)
- 引き菓子:1,000円〜1,500円
- 縁起物(プチギフト):500円〜1,000円
合計で5,000円〜10,000円程度になるよう調整するのが一般的です。
節約しすぎに注意
- システム料(800円〜1,000円程度)は商品代金に含まれないため、実質的な商品代金は表示価格より低い
- 安すぎるカタログは掲載商品のクオリティが下がり、ゲストの満足度に影響する
- 交換期限を過ぎると商品が届かないため、案内状に期限を明記する
- カード式カタログギフトは、スマホ操作に慣れない年配ゲストへの配慮が必要
カタログギフトには「システム料」が含まれており、例えば5,000円のカタログギフトの場合、実際の商品代金は4,000円〜4,200円程度です。この点を理解した上で予算設定を行いましょう。
最新トレンド:進化するカタログギフト
カード式・デジタルカタログギフト
紙のカタログではなく、カード1枚で贈れるデジタルカタログギフトが増えています。QRコードを読み取ってスマートフォンから商品を選ぶ仕組みで、持ち帰りの荷物がさらに軽くなるのがメリットです。
環境に配慮したエコフレンドリーな選択肢としても注目されており、SDGsを意識したカップルに人気です。
体験型カタログギフト
モノではなく「体験」を選べるカタログギフトも増えています。エステ、スパ、レストラン食事券、アウトドア体験など、思い出に残る体験を贈れるのが魅力です。ソウ・エクスペリエンスの体験型カタログは、このジャンルのパイオニアとして人気があります。
グルメ特化型カタログギフト
通常のカタログギフトに比べ、グルメ商品に特化したカタログギフトも人気を集めています。ブランド牛、海鮮、スイーツなど、食べ物だけが掲載されたカタログは、「モノはいらないけど美味しいものは食べたい」という方にぴったりです。

カタログギフトを引き出物にする際の実践アドバイス
式場経由 vs ネット購入
カタログギフトは式場を通じて購入する方法と、ネットショップで自分で購入する方法(持ち込み)があります。
式場経由のメリット:手配が楽、持ち込み料がかからない、トラブル時のサポートがある
ネット購入のメリット:価格が安い(式場経由より10〜30%安いことも)、選択肢が豊富
ネット購入の場合は持ち込み料(1個あたり300円〜500円程度)がかかる式場も多いため、トータルコストで比較することが大切です。
引き菓子との組み合わせ
カタログギフトに引き菓子を組み合わせることで、引き出物全体の満足度が上がります。バウムクーヘン(「幸せが重なる」意味)やドラジェ(幸福を分ける意味)など、縁起の良いスイーツを選ぶのが定番です。
結婚式のカタログギフトに関するよくある質問
Q. カタログギフトの引き出物は失礼にあたりませんか?
A. 現在ではカタログギフトは引き出物の主流であり、失礼にあたることはありません。むしろ「自分で好きなものを選べる」と喜ばれるケースがほとんどです。ただし、品質の低いカタログギフトを選ぶと「安っぽい」という印象を与えかねないため、信頼できるブランドのものを選びましょう。
Q. カタログギフトの交換期限はどのくらいですか?
A. ブランドによって異なりますが、一般的には発行日から6か月〜1年が交換期限です。期限を過ぎると商品を受け取れなくなるため、案内状やメッセージカードに期限を明記しておくと親切です。実際に交換されないまま期限切れになるケースは意外と多いので、リマインドの気遣いがあると喜ばれます。
Q. 親族向けと友人向けで異なるカタログギフトを贈っても良いですか?
A. はい、贈り分けは現在では一般的なマナーです。ご祝儀の金額に差がある以上、引き出物の内容に差をつけるのは自然なことです。同じブランドの異なるコースを選べば、外見からは区別がつかないため、スマートに贈り分けができます。
Q. カタログギフトのシステム料とは何ですか?
A. カタログの制作費、送料、システム管理費などをまとめた手数料のことです。一般的に800円〜1,000円程度で、カタログギフトの表示価格に含まれています。つまり、5,000円のカタログギフトの場合、実際の商品代金は約4,000円〜4,200円程度です。この点を理解した上で予算を決めると、ゲストの満足度を下げずに済みます。
Q. デジタルカタログギフト(カード式)と冊子タイプ、どちらが良いですか?
A. ゲストの年齢層によって使い分けるのがベストです。若いゲストが多い場合はカード式がスマートですが、年配のゲストにはスマートフォン操作が難しい場合があるため、冊子タイプの方が安心です。両方のゲストがいる場合は、冊子タイプを選ぶのが無難です。
Q. ゲストに「もらってうれしい」と思ってもらうためのコツは?
A. カタログギフトにオリジナルのメッセージカードを添えることで、温かみのある贈り物になります。また、カタログギフトの選び方を「○○さんにはこのジャンルがおすすめ」と一言添えるカップルも増えています。カタログ自体の品質を重視し、ゲストが「選ぶのが楽しい」と感じるブランドを選ぶことが大切です。
カタログギフトの詳しい比較情報は、リンベル公式サイトで確認できます。また、結婚式の引き出物マナーについてはゼクシィの特集記事が詳しく、先輩カップルの口コミも参考になります。引き出物の持ち込みについてはみんなのウェディングの体験談もチェックしてみてください。

まとめ
結婚式の引き出物にカタログギフトを選ぶ際は、ブランドの特徴を理解した上で、ゲストの年齢層や結婚式の雰囲気に合ったものを選ぶことが大切です。
リンベル、ハーモニック、シャディ、高島屋、DEAN & DELUCAなど、それぞれのブランドに強みと特徴があります。贈り分けを活用して、すべてのゲストに喜んでもらえる引き出物を準備しましょう。
カタログギフトは「選ぶ楽しさ」ごとプレゼントできる素敵な贈り物です。この記事を参考に、おふたりの結婚式にぴったりのカタログギフトを見つけてください。

