誕生日や記念日に花を贈りたいけれど、生花は数日で終わってしまうのが気になる。かといって、プリザーブドフラワーは扱いに気をつかいそうで迷う。そんな贈る側の悩みから、「枯れない花」を探し始める方が増えています。
その候補のひとつが、東京・南青山のアトリエでフラワーギフトを制作している「メリアルーム」です。ただし、ここで先に押さえておきたい点があります。メリアルームの花は生花でもプリザーブドフラワーでもなく、布などで作られたアートフラワー(造花)です。公式サイトでも、その点が明記されています。
この記事では、公式サイトで確認できた商品・価格帯・お届け条件を整理したうえで、誕生日・記念日・プロポーズでの選び方、飾り方とお手入れ、気になりやすい点までまとめます。

メリアルームとは?サービス概要
メリアルームは、株式会社メリアルームが運営するアートフラワーギフトの専門ブランドです。公式サイトによると、これまでに8万組以上の利用実績があるとされています。サイトの正式名称は「MERIA ROOM PROPOSE」で、プロポーズや記念日、誕生日のサプライズに向けたギフトが中心です。
| サービス名 | メリアルーム(MERIA ROOM PROPOSE) |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社メリアルーム(東京都港区南青山) |
| 花の素材 | アートフラワー(布・ポリエステル等による造花)。枯れず、水やりも不要 |
| 主な商品 | 赤バラ(1本・12本花束)、プロポーズボックス、ガラスの靴、ラブブック、バラ製テディベアなど |
| 価格帯の目安 | 1万円台前半から9万円台まで(カスタマイズにより変動) |
| 送料 | 北海道・九州・四国・沖縄は1,210円、その他は810円 |
| お届け | 通常は約7〜10日。有料の「超速サービス」で最短翌営業日 |
| 受け取り方法 | ヤマト運輸の配送、または東京・南青山の本社での店頭受取 |
価格や条件は2026年10月に公式サイトで確認した内容です。変更されることがあるため、購入前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。
贈るシーン別に見る主な商品
商品は赤バラを中心に、シリーズごとに分かれています。ここでは贈るシーンで考えやすいよう、代表的なものを紹介します。
1本の赤バラと花瓶セット(誕生日・記念日向け)
公式サイトで「創業から人気」と紹介されている、1本の赤バラを花瓶と合わせたギフトです。花びらに名前やメッセージを入れるカスタマイズができます。価格は17,050円から22,150円の範囲で、モデル(ベーシック/プレミアム)によって変わります。花束だと大げさに感じる相手にも渡しやすい量感です。
12本の赤バラ花束とガラス花瓶セット
公式サイトで花束の中心に据えられている商品で、29,900円から38,700円です。12本のバラは「ダズンローズ」と呼ばれ、公式コラムでもプロポーズ向けとして取り上げられています。誕生日の贈り物としても案内されており、名入れ、誕生石、香り付けなどを組み合わせられます。
プロポーズボックス
箱を開けると赤バラが現れ、指輪なしでも「箱パカ」の演出ができる商品です。価格は20,200円で、箱の色(ネイビー・ブルー・ホワイトなど)を選べます。指輪は二人で選びたい、という場合の最初の贈り物として設計されています。12本の花束と組み合わせたプロポーズセットは58,900円です。
ローズベア・ガラスの靴・ラブブックなど
赤バラ365輪で作るテディベア(91,300円から)、108輪の桜製のピンクベア(35,970円から)、シンデレラをモチーフにしたガラスの靴(28,380円から)、本を開くと花が現れるラブブック(33,000円から)などがあります。ほかに、ひまわりの花束(26,070円から)や誕生石ローズ(16,500円)も確認できました。
メリアルームの料金の目安
商品の本体価格に、カスタマイズ代と送料が加わります。主なオプションの価格は次のとおりです。
| 項目 | 公式サイトで確認できた価格(税込) |
|---|---|
| 1本の赤バラと花瓶セット | 17,050円〜22,150円 |
| 12本の赤バラ花束とガラス花瓶セット | 29,900円〜38,700円 |
| プロポーズボックス | 20,200円 |
| ガラスの靴(プリンセスローズ・ブルー) | 28,380円 |
| メッセージカード | 330円 |
| ラッピング | 550円 |
| 誕生石(小) | 550円 |
| 日付などの追加刻印・名入れの一部 | 1,320円〜1,650円 |
| 送料(北海道・九州・四国・沖縄) | 1,210円 |
| 送料(その他の地域) | 810円 |
- 名入れやメッセージなど、オプションが少額で重なっていく価格設計です
- 代金引換を選ぶと、支払総額に応じて330円〜1,100円の手数料がかかります
- 会員登録で500円分のクーポンがもらえます(公式サイトの案内による)
- 超速サービスは有料です。金額は注文画面で確認できます
たとえば1本の赤バラ(17,050円)にメッセージカードとラッピングを付けると、本体を含めて約18,000円になります。送料は別です。オプションを足す前に、予算の上限を決めておくと迷いにくくなります。
メリアルームの特徴とメリット
水やり不要で、贈ったあとも形が残る
アートフラワーは水を替える必要がなく、公式サイトによれば「枯れることはない」ため、お手入れの負担がありません。誕生日の翌週に花がしおれる、という場面がないのは、贈る側にとって安心材料です。相手が仕事で忙しい場合や、一人暮らしで花瓶の世話が負担になりそうな場合にも向きます。
名入れ・香り・誕生石など、贈る相手に合わせた調整ができる
花びらへの刺繍やレーザー彫刻による名前・メッセージの入れ込み、バラの香り付け、誕生石の飾りなどを選べます。公式サイトでは、既製品をそのまま売るのではなく、ご注文に合わせて職人が一点ずつ制作する形が案内されています。「どれも同じに見える花束は避けたい」という贈り方に合います。
渡し方まで含めて提案されている
商品は「箱を開ける」「本を開く」「靴を差し出す」など、渡す瞬間の演出を前提に作られています。演出セットなどのオプションも用意されており、サプライズの場面を考えている方には選択肢が広がります。購入前の相談は電話・メール・来店で受け付けられており、来店は予約制と案内されています。
配送先を選べる
自宅だけでなく、お相手への直送、ホテルやレストラン、結婚式場、ヤマト運輸のセンター止めなどにも届けられます。旅行先のホテルで渡す予定のときも使えます。ただし、ホテルなどに送る場合は施設に事前確認が必要で、支払い方法は代金引換が使えません。
メリアルームのデメリット・注意点
- 花は造花です。生花の香りや質感、季節の移ろいを楽しみたい方には向きません
- すべてオーダーメイドのため、注文完了後のキャンセルはできません
- 通常のお届けまで約7〜10日かかります。直前の注文は超速サービス(有料)が前提になります
- お客様都合の返品は受け付けられず、破損・汚損の連絡もお届けから7日以内が条件です
- 送料のほか、オプションが加わると想定より高くなりがちです
特に確認しておきたいのは、キャンセルと返品の扱いです。公式サイトの特定商取引法に基づく表記では、お客様都合の返品や、使用後の商品は受け付けないと書かれています。破損・汚損があった場合は、お届けから7日以内に連絡すると、送料負担なしで返品または交換の手配をしてもらえます。8日以上経つと相談を受けられない、とされています。
もうひとつは、ご自身で受け取れるかどうかです。ヤマト運輸の不在連絡票の保管期間は6日で、これを過ぎると商品はメリアルームに戻り、再配送の送料はご負担になります。サプライズの当日に間に合うよう、受け取り日を調整しておくと安心です。
評価されやすい点・気になりやすい点(編集部の整理)
ここからは、公式サイトの情報と、枯れない花ギフト全般の特徴をもとに編集部で整理した内容です。個人の口コミを引用したものではありません。
評価されやすい点
- 長く飾れる点。生花のように数日で入れ替える必要がありません
- 名入れや刺繍など、贈る相手に合わせた調整ができる点
- ホテルやレストラン宛ての配送、店頭受取など、渡す場面に合わせて受け取り方を選べる点
- 電話・メール・来店で相談でき、贈る側の不安を前もって解消しやすい点
気になりやすい点
- 造花であることに好みが分かれる点
- オーダーメイドのためキャンセルができず、注文前の確認が重要な点
- 商品価格が1万円台後半以上の中心帯で、気軽な手土産には向かない点
- 通常のお届けに約7〜10日かかり、急ぎの用意には追加費用が要る点
他の選択肢との比較
メリアルーム公式サイトでは、アートフラワー・プリザーブドフラワー・生花を比べた説明が公開されています。次の表は、その説明を要約したものです。プリザーブドフラワーや生花の評価は、メリアルーム側の説明であることに注意してください。
| 種類 | 素材 | 日持ち(公式の説明) | 香り |
|---|---|---|---|
| アートフラワー(メリアルーム) | 布・ポリエステルなどの造花 | ほぼ劣化せず、半永久的に保てる | 無香。好みの香り付けができる |
| プリザーブドフラワー | 生花を専用の溶液で加工した花 | 2〜3年で色落ちや乾燥などの劣化が見られる | 香りなし |
| 生花 | 切り花などの植物 | 種類により異なり、おおよそ5日〜1週間 | 香りあり |
生花は贈った瞬間の瑞々しさ、プリザーブドフラワーは本物の花に近い質感、アートフラワーは長持ちと自由なデザイン、とそれぞれ強みが違います。相手が「本物の花の香りが好き」なら生花、「長く飾れる記念品にしたい」ならアートフラワー、という整理が基本です。

注文から受け取りまでの流れ
ご利用ガイドによる注文の流れは次のとおりです。
- 商品ページで「オーダーに進む」を押し、お届け可能日を確認します(都道府県により異なります)
- 左側のカスタマイズアイコンから、名入れや香りなどを上から順に選びます
- 「カスタマイズを確認する」で完成イメージを見ます
- 「ショッピングバッグに追加する」を押し、超速サービスを使うかどうかを選びます
- 受け取り方法(配送または店頭受取)と、日時を選びます
- 会員登録、または登録なしで配送先と支払い方法を入力して注文を完了します
支払い方法は、クレジットカード(VISA・Mastercard・American Express・JCB)、代金引換、Apple Pay、PayPay、あと払い(ペイディ)です。配送日や配送先によっては使えない方法があります。詳しくは公式サイトのよくあるご質問で確認できます。
失敗しない選び方のコツ
誕生日プレゼントなら
プロポーズ色が強い商品は避け、1本の赤バラと花瓶セット、誕生石ローズ、ひまわりの花束など、日常の部屋に置きやすいものが選びやすいです。誕生石を足すと、相手のための贈り物という印象が強まります。
記念日(交際・結婚記念日)なら
12本の赤バラの花束に、日付やふたりの名前を入れる組み合わせが考えやすいです。年を重ねるごとに同じ花束を飾り直す楽しみ方も、長く残る花ならではです。
プロポーズなら
指輪を一緒に選ぶ予定なら、プロポーズボックスで「箱パカ」の演出を先に用意する方法があります。ホテルやレストランで渡す場合は、使用日の前日までに届くよう日程を決め、施設に預かってもらえるか事前に確認しておきましょう。
予算で絞るなら
公式の商品一覧では、「〜9,999円」「10,000円〜」「20,000円〜」「30,000円〜」の価格帯で絞り込めます。先に上限を決め、オプションは名入れとメッセージカードなど、優先度の高い2つ程度に絞ると、全体の金額が膨らみにくくなります。
よくある質問(Q&A)
Q. メリアルームの花は生花ですか?
A. 生花ではなく、アートフラワー(造花)です。公式サイトでは、シルク地やポリエステルなどの布で作られており、枯れることはないと説明されています。
Q. どこに飾ればよいですか?
A. 公式サイトでは、直射日光で色あせる可能性があるため、窓際や湿度の高い場所を避け、日の当たらない場所に飾ることが案内されています。
Q. 汚れたときはどうお手入れしますか?
A. 公式サイトでは、メガネ拭きのような乾いた布や綿棒、先の細い筆で花を拭くと傷みにくいとされています。気になる点はケアサービスで相談もできます。
Q. 飛行機で持ち運べますか?
A. 花瓶には「マジカルウォーター(凝固水)」が入っており、空港の検査で反応する場合があります。手荷物として機内に持ち込み、必要書類を公式サイトの案内どおりに用意するとスムーズです。
Q. キャンセルや返品はできますか?
A. すべてオーダーメイド品のため、注文完了後のキャンセルは原則できません。破損・汚損の場合は、お届けから7日以内の連絡が条件です。詳しくは公式サイトの特定商取引法に基づく表記をご覧ください。
Q. 最短でいつ届きますか?
A. 通常は約7〜10日です。有料の超速サービスを使うと、配送は最短で翌営業日、店頭受取は最短当日からとされています。北海道・沖縄・九州・四国・中国地方・離島は、最短日に1日以上が加わります。
メリアルームはこんな方におすすめ
- 生花のように数日で終わらない、形に残る花を贈りたい方
- 相手の名前や誕生石を入れた、特別感のあるギフトを探している方
- プロポーズや記念日で、渡す瞬間の演出まで考えたい方
- 水やりや花瓶の世話をかけたくない相手に贈る方
- ホテルやレストランなど、自宅以外で渡す予定がある方
反対に、花の香りや季節感を何より重視する方や、数日以内に届けたいのに追加費用はかけられない方は、ほかの選択肢と見比べたほうがよいでしょう。
まとめ
メリアルームは、アートフラワー(造花)の赤バラを中心に、名入れや香りなどで贈る相手に合わせて作れるフラワーギフトです。1本の赤バラは17,050円から、12本の花束は29,900円からで、通常のお届けには約7〜10日かかります。キャンセル不可、返品条件に期限があるなど、注文前に確認しておきたい点もあります。
「枯れない花を贈りたい」と思ったときは、まず素材が造花であることを理解し、飾る相手の好みと予算に合うかを考えてみてください。最新の価格や条件は、公式サイトで確認できます。公的な窓口としては、消費者庁の特定商取引法ガイドも、通信販売のルールを知る参考になります。



