お世話になった方へ、一年の感謝を込めて贈るお歳暮。しかし、「何を贈れば喜んでもらえるのだろう」と毎年頭を悩ませている方も少なくないでしょう。
お歳暮選びで大切なのは、贈る相手の家族構成やライフスタイルに合ったものを選ぶことです。この記事では、もらって本当にうれしいお歳暮ギフトをジャンル別にご紹介します。上司、取引先、親族など、贈る相手に合わせた選び方もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

お歳暮の基本マナーと時期
お歳暮を贈る前に、基本的なマナーと贈る時期を確認しておきましょう。
- 贈る時期:12月初旬〜12月20日頃まで(関東は11月下旬からOK)
- のし紙:「御歳暮」の表書き、紅白蝶結びの水引
- 金額の目安:3,000円〜5,000円が一般的、特にお世話になった方には5,000円〜10,000円
- 喪中の場合も贈ってOK(お祝いではなく感謝の気持ちのため)
- お中元を贈った相手には、お歳暮も贈るのがマナー
お歳暮は12月20日を過ぎると「寒中見舞い」や「御年賀」扱いになるため、早めの手配が重要です。人気商品は早期に売り切れることもあるので、11月中に注文しておくと安心です。
ハム・ソーセージ
お歳暮の定番中の定番といえば、ハム・ソーセージのギフトセットです。家族みんなで楽しめるうえ、日持ちが良く、受け取るタイミングを選ばないのが大きな魅力です。
日本ハムや伊藤ハム、鎌倉ハムなど大手メーカーの定番セットはもちろん、最近では地方の工房が手掛ける手作りソーセージセットも人気を集めています。特にブランド豚を使用したプレミアムハムギフトは、お歳暮ギフトの中でも満足度が非常に高いジャンルとして知られています。
選び方のポイント
- 家族が多い方には大容量のバラエティセット
- 品質重視の方にはブランド豚使用のプレミアムタイプ
- 一人暮らしの方には食べきりサイズの小パック入り

ビール・お酒
お酒が好きな方への贈り物として鉄板なのが、ビールや日本酒のギフトセットです。
ビールギフト
アサヒスーパードライ、キリン一番搾り、サントリープレミアムモルツなど、大手ブランドのプレミアムビールセットは年齢を問わず喜ばれます。クラフトビールの飲み比べセットは、ビール好きの方にとって新しい発見があり、特別感のある贈り物になります。
日本酒・ワイン
日本酒好きの方には、銘柄の飲み比べセットや、蔵元限定の特別な一本が喜ばれます。ワイン好きの方には、赤白セットや、ソムリエが厳選したワインギフトがおすすめです。
ノンアルコール飲料
お酒を飲まない方や、健康を気にされている方には、ノンアルコールビールやプレミアムジュースのセットが良い選択肢です。銀座千疋屋のフルーツジュースや、青森県産のりんごジュースなど、上質なドリンクギフトも人気があります。
お肉・海鮮のグルメギフト
ブランド牛
松阪牛、神戸牛、近江牛などのブランド牛は、お歳暮の高級ギフトとして不動の人気を誇ります。すき焼き用、しゃぶしゃぶ用、ステーキ用など、用途に合わせたカットを選べるのもポイントです。年末年始の食卓を豪華に彩ってくれるため、家族のいる方に特に喜ばれます。
海鮮ギフト
カニ、いくら、明太子、干物の詰め合わせなど、海鮮系のギフトもお歳暮として人気が高いジャンルです。特にズワイガニやタラバガニのセットは、年末年始のごちそうとして喜ばれること間違いなしです。
北海道の海鮮セットやふぐのお取り寄せなど、産地直送の鮮度の高いギフトが特に好評です。冷凍便で届くものが多いため、相手の冷凍庫の空き具合に配慮して量を選ぶと親切です。

スイーツ・洋菓子
甘いものが好きな方や、女性が多いご家庭への贈り物におすすめなのがスイーツギフトです。
焼き菓子セット
日持ちが良く常温保存できる焼き菓子セットは、受け取る側にとって負担が少ない贈り物です。アンリ・シャルパンティエ、ヨックモック、ゴンチャロフなど、知名度の高いブランドの詰め合わせは安心感があります。
チョコレート
高級チョコレートのギフトは、冬のお歳暮にぴったりです。ゴディバ、リンツ、メリーチョコレートなど、幅広い価格帯から選べるのが魅力です。
アイスクリーム・ジェラート
意外かもしれませんが、冬のアイスクリームギフトは人気があります。ハーゲンダッツのギフトセットや、銀座千疋屋のフルーツアイスなど、暖房のきいた部屋で食べるアイスは格別です。
コーヒー・紅茶・お茶
毎日の飲み物として消費できるドリンクギフトは、好みが分からない相手にも贈りやすいジャンルです。
コーヒーギフト
AGFやUCC、スターバックスなどのコーヒーギフトセットは、幅広い年代に喜ばれます。ドリップバッグタイプなら、コーヒーメーカーがなくても手軽に楽しめるので、どなたにも安心して贈れます。
紅茶・日本茶
ルピシアやトワイニングの紅茶セット、一保堂茶舗や伊藤園の高級日本茶セットなど、お茶のギフトもお歳暮の定番です。日本茶は年配の方に特に喜ばれ、新茶と異なる深みのある冬のお茶は、寒い季節にぴったりの贈り物です。
調味料・食用油
毎日の料理に使える調味料や食用油のセットは、主婦(主夫)の方に特に喜ばれるお歳暮です。
- 味の素やキッコーマンの調味料セット
- 日清オイリオのプレミアム食用油セット
- 久世福商店のだしセット
- 茅乃舎のだしパックギフト
特に茅乃舎のだしは「一度使うと手放せない」と評判が高く、もらって嬉しいお歳暮として口コミでも人気です。料理好きの方にはもちろん、普段自炊をする方なら誰にでも喜ばれるでしょう。
贈る相手別のおすすめギフト
上司・目上の方へ
- 老舗ブランドのハムギフト(5,000円〜8,000円)
- ブランド牛のすき焼きセット(8,000円〜15,000円)
- プレミアムビールセット(3,000円〜5,000円)
取引先・ビジネス関係の方へ
- 焼き菓子の詰め合わせ(3,000円〜5,000円)
- コーヒーギフトセット(3,000円〜5,000円)
- 高級フルーツジュースセット(3,000円〜5,000円)
両親・親族へ
- カニ・海鮮セット(5,000円〜10,000円)
- ブランド牛のステーキセット(5,000円〜10,000円)
- 高級フルーツの詰め合わせ(5,000円〜8,000円)
一人暮らしの方へ
- 食べきりサイズのハムセット(3,000円前後)
- 個包装の焼き菓子詰め合わせ(3,000円前後)
- ドリップコーヒーセット(2,000円〜3,000円)
- 現金・商品券(目上の方には失礼とされる場合がある)
- 肌着・下着(「生活が困っている」という意味に取られる可能性)
- 刃物(「縁を切る」を連想させる)
- 4個・9個入りのもの(「死」「苦」を連想させる数字)
- 賞味期限が極端に短いもの(相手の都合を考慮)

お歳暮に関するよくある質問
Q. お歳暮はいつまでに届けるべきですか?
A. 一般的には12月初旬から12月20日頃までに届くように手配します。関東ではやや早めの11月下旬から贈る習慣もあります。12月25日以降になってしまう場合は、のしの表書きを「御年賀」(1月7日まで)や「寒中見舞い」(1月8日以降)に変更しましょう。
Q. お歳暮の金額の相場はどれくらいですか?
A. 一般的には3,000円〜5,000円が最も多い価格帯です。特にお世話になった方や目上の方には5,000円〜10,000円程度、親しい友人や同僚には3,000円前後が目安です。あまり高額すぎると相手に気を使わせてしまうので、適度な金額を心がけましょう。
Q. お中元を贈っていない相手にお歳暮だけ贈っても良いですか?
A. はい、お歳暮だけ贈ることは問題ありません。お歳暮の方がお中元よりも格が高いとされているため、どちらか一方だけ贈る場合はお歳暮を選ぶのが一般的です。ただし、お中元を贈った相手にお歳暮を贈らないのはマナー違反とされるので注意しましょう。
Q. 喪中の場合、お歳暮を贈っても大丈夫ですか?
A. お歳暮はお祝いではなく、日頃の感謝を伝える贈り物なので、喪中であっても贈ることは問題ありません。ただし、四十九日が過ぎていない場合は、時期をずらして「寒中見舞い」として贈る方が配慮ある対応です。のし紙は紅白ではなく白無地を使用しましょう。
Q. お歳暮をやめたい場合はどうすれば良いですか?
A. いきなりやめるのではなく、まずは金額を下げて「お歳暮のみ」にし、翌年から「暑中見舞い」や「年賀状」に切り替えていく方法がスマートです。退職や転居をきっかけに自然にフェードアウトするケースも多く見られます。
お歳暮のマナーについてさらに詳しく知りたい方は、シャディのギフトマナーガイドが参考になります。また、百貨店のお歳暮早期割引については高島屋オンラインストアや大丸松坂屋オンラインストアをチェックしてみてください。
まとめ
お歳暮は、一年の感謝を込めた大切な贈り物です。ハム・ソーセージ、お酒、グルメギフト、スイーツ、ドリンクギフトなど、選択肢は豊富にあります。
贈る相手の好みや家族構成を考えて選ぶことで、「あの人、分かってるな」と思ってもらえるお歳暮になります。早めの準備で、今年のお歳暮シーズンを余裕を持って迎えましょう。

